ヤングケアラー ~子供が介護する時代がやってきた~

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どうもまりもです。

 

通学や仕事をしながら家族を介護している15~19歳の子どもが、2017年時点で全国に推計3万7100人いるということが判明したそうです。

 

毎日新聞が国の統計を独自に分析したということであります。

 

そのうちの1万2700人は週4以上で介護をしているようです。

 

♦ヤングケアラーという言葉

ヤングケアラーという言葉を聞いたのは私も初めてでありましたが、それよりも、15歳から19歳までの子供の3万7100人が通学や仕事をしながら、週に1~4日介護をしていると答えている。

 

♦氷山の一角

毎日新聞も取り上げていますが、当事者が「介護」を「介護」と認識していない場合もあるため、社会全体ではもっと多くの世帯で10代の人たちが、おじいちゃん、おばあちゃんの介護をしているケースがあると思われます。

 

♦家族のことは家族で

10代の子供を持っている親の方たちは、きちんとした介護の理解をしていない方もいらっしゃいますし、介護保険制度についてどこで聞けばいいかもわからないといった方もいらっしゃると思います。

そのため、本当は子供や、自分たちが介護しなくても、いい状態を作れるのに、制度の使い方を知らないせいで、生活が苦しかったり、心身ともに疲弊していってしまうことも起こります。

 

♦介護で困ったら、まずは近くの包括支援センター、ケアサポートセンターや市役所へ

介護のことで困ったら、まずはケアサポートセンターなどのケアマネージャーがいるところに相談をしてみてください。

ちかくの特別養護老人ホームなどでも構いません。

福祉に従事している職員は必ず、情報を提供してくれます。

ちかくに、介護施設がない場合は、最寄りの市役所へいって相談してみてください。

福祉施設の職員程、わかりやすいかはわかりませんが、それでも教えてくれます。

 

まずは自分たちの負担を減らして、介護する側も、される側も精神衛生上よい環境をつくることが大切です。

 

 

 

 

 

【引用】

https://mainichi.jp/articles/20200321/k00/00m/040/131000c