雇用調整助成金って?~手続きの流れ解説~
昨今コロナウイルスの影響で、営業を中止せざる負えない状況まで追い込まれている企業があります。
そんな企業の下で働いている従業員には当然、会社も給料が払えず、困ってしまいます。
そのような状況に陥った場合、国は「雇用調整助成金」という仕組みを作っています。
休業している間、従業員に休業手当を支払っていれば、その金額を国が負担するよという仕組みです。
この助成金は、雇用の維持を目的としている。
失業者が増えるとどうなるか??
国にとっては非常に困ります。
まず第一に治安が悪くなります。
そして景気の回復が遅れます。
最後に国の経済回復も遅れます。
滅びます。(冗談)
滅ぶとまでは行かないまでも、不景気状況が長く続くことは考えられますね。
では、この「雇用調整助成金」はどうすれば、もらうことができるのでしょうか?
管轄は厚生労働省
厚生労働省のHPに行くと、「雇用調整助成金」について細かく記載されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html
ここから、「ガイドブック」「申請様式」「申請様式例」すべて手に入れることができます。
提出する内容は2種類
〇計画届
〇申請届
詳しくは「雇用調整助成金ガイドブック」に記載されているので、そちらを見てください。
提出先はハロワ
提出は、最寄りのハローワークに提出してください。
市役所に行っても受け付けてくれませんので、お気を付けください。
※注意
申請しても通らない場合がある。
休業期間中の従業員の休みを「有給」として消化してしまうと、助成金の申請が通りませんのでご注意を。
必ず調査が入る。
経済低迷期を過ぎた後、(コロナが落ち着いたら)確実に役所が調査に入ると思っていてください。
万が一不正受給となった場合、経営どころではなくなりますからね。
必ず、正直に申請するようにしてください。
日本は申請主義
日本という国は申請したもん勝ちです。
ですが、手続きの書類はいっぱいあるし、ガイドブックは細かくて読みにくくて、申請しないという方もいます。
でも、めんどくさがっていると、あとで大きな損失となって返ってくるかもしれません。
めんどくさいのは今だけです。頑張って、申請しましょう。