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「雑誌・POPEYEで「福祉の仕事」特集現場の若手障員が魅力をアピール」

雑誌「POPEYE」(マガジンハウス)は2月7日発売の3月号で、福祉の仕事特集掲載を行った。
高齢、障害、子ども、困窮者など現場で働く若手職員を紹介。16ページにわたり写真と記事で魅力を伝えている。

※雑誌「POPEYE(ポパイ)は1976年創刊の20~30代男性向けの月刊誌。
ファッションやインテリアなどライフスタイルに関する情報を発信している。
3月号では「部屋とシティボーイ」がテーマ。今回の福祉特集について同編集部は「現場での驚きを素人目線で載せることで、読者に届くことを意識した」と話す。

◆介護職員等の人で不足を改善するための戦略

今回の雑誌への掲載は、現在の日本の福祉業界を取り巻く課題、介護職員の不足という問題を解決するための方法であると思っています。
少しでも、福祉、介護の知名度を上げること、イメージアップをすることで、介護職に対する興味を引くのが狙いであると思います。

◆福祉の情報伝達は古臭い傾向にある。

福祉業界は依然として、仕事の仕方や、考え方が古い傾向にあります。
そのため、イメージアップ戦略などが、どうしても堅苦しく、ただの自慢のような伝達の仕方をしている事業所が多いと思う。(あくまでも主観)

しかし、今の若い世代(20、30代)の人がそんなものに食いつくわけがない。
まったくもって価値観が違うわけです。
経営戦略を考えている層の人間は、その「価値観」という部分を敏感に察知していく必要があると思っています。
経営戦略、要は管理職クラスの人間は人を育てる、人の管理をすることが重要な任務である。

その人問が、これから会社や法人を支えていく人間の価値観や、考え方を把握せずにいるということは、その年代のマーケティングを無視することと同じくらい、アホなことだと思っている。

今の働き世代の重きは、「やってみたい」「自分の役割」や「必要性」だとおもう。
もちろんお金や、出世、ブランド、大手といったカテゴリーで仕事を選んでいる人もいると思う。

しかし、最終的に人が動くときに、心に残ること、感銘を受けた時じゃないのかなと思っています。

そんな仕事が、福祉にはあると私は思っている。
だから、強い志や、思いをもって、3Kと言われるような仕事につこうと思う人もいるわけである。
そんな魅力を私はもっと福祉業界には求めたいし、求めていくべきだと思う。
なので、古臭い人間はとっとと世代交代するか、意識改革をして、今の若い世代が面白く、
楽しく仕事ができる場所なんだと認識してもらえる業界と思ってもらえるようにしていっ
たほうがいいと思っています。