ゲームは1日60分!?香川県努力義務

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18 歳未満のインターネットやゲームへの依存を防ぐことを目的にした「ネットゲーム依存症対策条例」が18日午前、香川県議会で可決、成立しました。

「ゲーム時間は1日60分(平日60分/休日90分」と家庭内でのルールの目安を規程。

罰期はなくあくまでも努力義務として求めていくようです。
4月1日より施行されていくとのことであります。
条例は、ゲーム時間を加えてスマホの使用を控えていくよう、 保護者に求めるようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000025-mai-soci

●ゲーム時間1日60分の目安の根拠は???

色々と調べてみましたが、60分の目安は国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須
賀市)による2019年11月の調查や、香川県教育委員会が2018年度に実施した調査結果を踏まえた基準値ということです。

学業成績の低下が頸著になる平日のゲーム使用時間と、児童生徒の平均正答率が低い傾向が出るスマートフォンなどの使用時間がともに1時時間超だったからという意見もでていました。


◆努力義務の効果は期待できるのか??

この条例は罰則がありません。加えて親への指導責務も指示として挙げていますが、親がどこまで子供の生活時間を管理するのか?疑間が残るところです。

◆「ざる」条例の予感

作ったのはいいですが、 罰則もない、 親への責務を書いた条文を見ても、「ゲーム依存症にならないように努める」 といった、 あるようでないような条文でした。

これでは、条例を言い渡された側は、 守ろうという気持ちにもなりません。

県全体で、ゲーム依存症人口が増加し、 社会問題として進行している問題であれば、 人々の意識にも危機感をもって取り組めるかもしれませんが、果たして現在はどうなのでしょう

前にも論じましたが、 あまり内容を時味した条例でない気がしてなりません。