「保育士が駅近でカフェ店員?!」

社会福祉法人松栄福祉会は自身が運営する法人の保育士と管理栄養士を使って、カフェを運営するといった活動を行っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00010000-fukushi-soci

◆目的は子連れの親から高齢者まで幅広い世代の集える場
これは一つの地域貢献事業として行われていることです。人とのつながりが希薄になっている現代では人々が集まる空間も少なくなっています。

そういう観点から、様々な世代の人が集まれる空間は地域の活性化に繋がるのではないかと思います。

◆保育士がカフェ店員をやる意味は??
記事の中でも園長が「保育士がカフェにいる意味を考えて欲しい」と話しています。
これは、子育てをするにあたって、周りに気を遣い、気兼ねなく外出する機会が減ることで、母親への精神的な不安は非常に高くなります。
そんな母親の気持ちを軽減させるため、カフェにいっても保育士が店員なら気兼ねなく、子育ての相談もできるだろうし、対応もしてくれる。
なんなら、子育てのプロに悩みを聞いてもらえるなんていう、様々な相乗効果を得られる環境となると思います。

◆職種を活かした、仕事の可能性
この考え方発想はなかったです。ですが、この記事を見た時、なんてすばらしい活動なんだとおもいました。
保育士だからといって保育園にいなければならない理由はないですよね。

専門性を兼ね備えたスタッフというのは意外と需要があるかも
「〇〇の店員」のように、何かの専門性を兼ね備えたスタッフというのは意外と需要があるかもしれません。

◆行政のバックアップをもっと

記事の中で、事業は赤字と言っています。
今は保育園の収益で行われていることではありまが、これは地域の活性化や貢献事業であります。

いつかは、経営的に厳しくなる時が来るかもしれません。
その時にこのような空間が無くなるのは、地域の人にとってはデメリットでしかありません。
こういう活動や、事業にはもっと行政もお金を投入して、事業が円滑に回るようにサポートをしてもらいたいですよね。
それが周りに回って、その地域に住みたい人や、興味を示す人が現れて、市に返ってくるんですからね。と私は思います。