独り暮らしの高齢者を支える?! ~移動販売・買い物代行支援~
山形県米沢市の社会福祉法人米沢栄光の里は、地域貢献事業として移動販売スーパーマーケット「夢をつなぐ号」の運行と、買い物代行サービスを行っているという記事を見つけました。
https://www.fukushishimbun.co.jp/topics/23514
この地域は冬になると雪が積もって買い物に行けない高齢者が出るということです。
移動販売は、2015年に職員が参加した全国社会就労センター協議会全国研究大会で発表された先進事例を参考に18年に始まっているということで、すでに2年程行われているようです。
また軽トラックを改造して、地域の精肉店やスーパーの協力をもらって、総菜や野菜、などさまざま食材を提供できるようにしているとのことです。
販売は支援は障害者施設の職員3人と利用者1人がチームを組んで担当。
冬季には、拠点まで来られない登録者のために玄関先まで品物を運び、販売することもあり方法は臨機応変に変えているようです。
買い物代行は移動販売では扱えない刺身やすしなどを届けてほしいという声に応え始まった。
現在、6人の登録者がおり、事前に届いた注文書に従って品物をそろえ、毎週火・木曜日に職員と利用者が自宅に届けている。
高齢者が求める品物をそろえること
幸い栄光園の生産活動として、法人運営3施設の給食材料の調達と施設利用者の買い物代行を、利用者と職員が行っていた縁もあって2軒のスーパーの全面協力を得ることができたことで、ご利用者の様々なニーズに応えることができたとうことです。
今後も増える買い物代行、移動販売支援
山間地域の高齢者は、地方行けば行くほど多くなっています。
そのため、高齢者の買い物は難しくなり、都市部に出てこないと、買い物ができるお店がないなんてことも少なくありません。
ご利用者に来てもらうサービスから、行くサービス
現在もそうですが、社会福祉の事業は、ご利用者に来てもらってサービスを提供するという面がとても強いです。
そのため、この事業は今のサービスのやり方を変えていくものだと思っています。
今後も来てもらうサービスから、行くサービスの需要は高まっていくことかと思います。