起こったことより、その後の対応に問題あり!! ~県職員が生徒に暴力行為~


県職員が生徒に暴力行為あごつかみ首に傷、福島・福祉施設福島県福島市の知的障害児が入所する県大笹生学園で、60代の男性職員が生徒のあごの辺りをつかみ首に引っかき傷を付けるなどの暴力行為を行っていたと発表しました。

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起こったことよりも、その後の対応が陰湿的である。
今回のこのニュースですが、児童指導員が手を挙げてしまったことは、職員の教育面の不足や、精神的な面も鑑みる必要性があるため、是非を問うことが難しいと考えています。(もちろん専門職としてはあってはならないこと)
しかし、ここで問題となるのは、傷痕に気付いた職員がいたにもかかわらず、それを調査しなかった施設管理者と経営層は非常に陰湿的もしくは怠惰的だと判断せざる負えません。

あわよくば、ばれなければ、保護者が通報しなければ、逃れられると思っていたんじゃないかと思うような対応の仕方に見えますね。

とくに児童施設は、ご家族とのコミュニケーションや信頼関係が重要です。
その信頼を根本から裏切る形となるため、現場で子供たちを指導、教育している職員としては非常に不利益であると思います。

日本の経営層の隠蔽体質は本当にどうにもならないですね。
なので、自分たちの身を守るためにも、起こったことは隠さず、報告するほうがいいと思います。