障害福祉で不正受給5年間で26億円?! 処分は630件

 22日、障害福祉サービス運営事業者による国の給付費の不正受給が2014~18年度の5年間で少なくとも約26億3千万円に上ることが共同通信の全国自治体調査で分かった。


https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020022201002035.html

事業者の指定取り消しなどの処分は計630件で、いずれも急増していた。

◆全国的な状況が明らかになるのは初めて
厚生労働省は不正受給や処分件数の集計を発表していなかった。

サービスの普及を図る国の方針の下、営利優先の事業者が参入し、不正が拡大している実態が浮かび上がったことで発表に至ったのではないかと思われる。

◆不正受給の手口は??
不正受給はサービスの提供実績や職員数を偽るといった手口が多い。

◆年間5億2,600万の不正受給
不正については様々な視点から話ができますが、正直この金額に驚きです。

行政も何故気付かないのか?と思うくらい仕撰な結果と思います。

●請求処理を行っている人間も実はわかっていない説?!

私の所属している法人でも障がい者施設を運営してますのでよく聞く話なのですが、行政の請求担当職員が、処理の仕方をわかっていないことはよくあることだそうです。

実際に処理の仕方を事業所の職員に聞いてきたこともあるとか、そのため行政も請求処理を本当に正しいのか、誤っているのかわからないまま、処理を行っ
ているところもあるため、見逃しや処理間違いが起こります。
そこに付け込んでくる悪いやつもいるというわけですね。

◆不正な処理を細かく知るタイミングは実地指導や監査のタイミングのみ??
行政が実際に施設に赴き、正しく運営されているか確認するタイミングは実地指導のときか監査の時になると思いますが、これも毎年行われるわけではないので、発見するタイミングや時期が遅れるため、これも不正通ってしまう原因の一つと思います。

◆どんな業種にも悪いことをするやつはいる

どんな業界にも「ずるい」ではなく「わるい」ことをする奴はいます。それをさせないためのルール、仕組みつくりをしてもらいたいと思う。
今後もサービスの提供実績や、職員数の人数を偽ることは増えてくると思うので早めに対策を取っていったほうがいいと思っています。